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Eclair プレビュー版

SmartQ5 の新ファームウェアがリリースされましたね。Android 2.0 のプレビュー版のみのリリースかと思いきや、1.5 の新バージョンも同時リリースでした。本当にご苦労様です。

とりあえず、SD カードから起動できる形式でリリースされたので 2.0 から試してみます。どうやら手動でパーティションの作成、ファイルの配置をする必要があるらしく、SD カードの使える Linux PC が必要と思われます。今回は Ubuntu を使って作業します。
8GB の SD カードを使うように記述してありますが、容量的には 1GB で十分です。今回は 1GB の SD カードを使用しました。

手順としては、SD カードにパーティションを二つ作成 > それぞれをフォーマット > 必要なファイルを配置する という感じです。

パーティションの作成:
まず SD カードのデバイス名を確認します。SD カードを PC の SD カードスロットに挿入してみると、自動的にマウントされると思います。そのマウントされたデバイス名を確認すればよいと思います。ここでは /dev/sdb が SD カードのデバイス名だったとします。
(ここでは 500MB ぐらいで二つに分けていますが、ルートパーティションは 200MB 程度でも足りそう。一つ目のパーティションは Adnroid のデータドライブとしても使われるので、多めにした方がいいのではと思います)
fdisk コマンドを実行します。
sudo fdisk /dev/sdb
(もし既存のパーティションが存在する場合は、d コマンドで全て削除します)
赤文字の部分が入力する文字です。

コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sdb: 1019 MB, 1019215872 バイト
ヘッド 14, セクタ 45, シリンダ 3159
Units = シリンダ数 of 630 * 512 = 322560 バイト
Disk identifier: 0x0007145c

デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-3159, 初期値 1): (何も入力せずに Enter)
初期値 1 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size{K,M,G} (1-3159, 初期値 3159): +512M

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 2
最初 シリンダ (1666-3159, 初期値 1666): (何も入力せずに Enter)
初期値 1666 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size{K,M,G} (1666-3159, 初期値 3159): (何も入力せずに Enter)
初期値 3159 を使います

コマンド (m でヘルプ): t
領域番号 (1-4): 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): b
領域のシステムタイプを 1 から b (W95 FAT32) に変更しました

コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sdb: 1019 MB, 1019215872 バイト
ヘッド 14, セクタ 45, シリンダ 3159
Units = シリンダ数 of 630 * 512 = 322560 バイト
Disk identifier: 0x0007145c

デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sdb1 1 1665 524452+ b W95 FAT32
/dev/sdb2 1666 3159 470610 83 Linux

コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!

ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。

警告: DOS 6.x 領域を作成、または変更してしまった場合は、
fdisk マニュアルの追加情報ページを参照してください。
ディスクを同期させます。



フォーマット:
以下のコマンドでパーティションをフォーマットします。
sudo mkdosfs -F 32 -n "eclair" /dev/sdb1
sudo mkfs.ext3 /dev/sdb2
(もし mkdosfs コマンドがない場合、Android 上で SD カードをフォーマットすれば同じ結果になるかもしれません)

ファイルの配置:
一度 SD カードを抜き、再び挿入します。自動的にマウントされると思うので、もし自動マウントされない場合は
sudo /dev/sdb1 /mnt
などのコマンドでマウントして下さい。その場合はマウントポイントをマウントした場所に読み替えて下さい。
自動マウントされた場合、/media/eclair に /dev/sdb1 が、/media/disk に /dev/sdb2 がマウントされると思います。(他に USB メモリなどをマウントしている場合は /media/disk-1 になったりするので、その場合はマウント先を確認して下さい。)
まず起動イメージを書き込みます。SmartQ5-2_0-Android-20100201.zip を展開したディレクトリに移動し、
tar zxvf boot.tgz -C /media/eclair
(-C は大文字の C )
と実行します。次にルートイメージを書き込みます。
sudo tar zxvf rootfs-and-eclair-100127.tgz -C /media/disk
(同じく -C は大文字の C。また、/dev/sdb2 は ext3 なので、アクセス権限の制限の関係上 root 権限が必要)

これで SD カードの作成は終了です。あとはアンマウントして SD カードを SmartQ5 に挿入して電源を入れれば、起動メニューが表示されてドロイドアイコンを選択すれば Eclair が起動します。

Eclair を起動してみたところ、
無線 LAN は動作 OK
Bluetooth をオンにできない
Market が無い
タッチパネルのキャリブレーションができない
ブラウザが、デフォルトではページ全体を縮小表示する。文字は細かくて見えづらいですが、拡大・縮小はダブルタップでできるので、見通しがよくなったかも
スリープ時などのロック画面が変わった
縦表示のときのアクセラレーションはまだ効いていない? 1.5 よりはスムーズに動くような気もしますが、横表示の動きと比べるとやはり縦表示は動きが重たいように感じます
画面表示が 1.5 の Large Screen のように拡大された表示になる

まだプレビューということですが、今後は 2.0 に重点を置くらしいですし、完成度が高まることを期待しています。
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Date: 2010.02.01 Category: SmartQ5  Comments (0) Trackbacks (0)

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